2019年7月19日

まるっとくんだよりvol.25 巻頭コラム

 (株)コマ商会は美容業界では県下きっての有名な理美容用品の問屋でした。先代創業社長が亡くなる時、遺言にて取引先化粧品メーカーの社長に「社員が育つまで社長としてこの会社を成長発展させてほしい」と依頼され、月に2~3度東京から来て、指導されていたのでした。この日営業会議にて、物品販売業界から、店舗計画立案を提案する理美容総合商社を目指して行くことになり、店装設計から施工まで出来る、特に若い人を探すことになり、私の同級生の坂本英三君が私を推してくれたのでした。私は頂いた得意先名簿をくまなく歩きました。南は宮城県北、特に気仙沼地区~北は宮古・久慈・県北二戸淨法寺まで、毎日朝5時出発、帰りは深夜12時~1時・2時、寝ずに動き回りました。そしてついにコマ商会店装事業部として、美容室の改装工事を依頼して頂いた受注第一号、初のお客様に巡り会えたのは、三陸町越喜来の「柳本美容室」でした。初めて伺って挨拶した時の気持の良い先生の応対、娘さんと二人で働いていました。たしか、郵便局に勤めていたご主人が、私が店の入口のカギをその場で直したことを大変喜んでいただき、ワカメや昆布を沢山頂戴し、500万円程の契約を頂いたのでした。私はあまりの嬉しさに、帰路途何度も車を停めて、公衆電話から心配かけている母や兄、姉、そして高校の時の担任の先生にもこの喜びを伝えたのでした。

続く

 

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