サンハウス岩手

まるっとくんだよりvol.29 巻頭コラム

社長のコラム
まるっとくんだよりvol.29 巻頭コラム

まるっとくんだよりvol.29 巻頭コラム

 

 

 

 

私は全従業員を解雇し、一人ポツンと事務所にいる。頭の中はもうろうとし考えることが支離滅裂、全く整理が付かなくなっていた。突然体が動かなくなる。そして床に倒れる。そこに経理を見てくれている今福氏が来て、市内の木村医院に運ばれ、点滴・頭から体じゅうに針を打つ。入院せよ、という医者を振り切って病院を逃げ出し、自宅のテーブルの上に7,000万円の自殺でもおりる経営者保険の証書を置き、車に乗った。途中、どうしても最後に逢って“礼”を言いたい人がいた。21歳の独立時から、私を息子のように思ってくれていたサッシ屋、トモエアルミ建材の社長でした。当時、50万円以上も溜まっている支払いを毎月1~2万円持参する私が来るのを待って、その足で呑み屋に連れて行ってくれる「将来、大物になる息子だ。」と自慢するトモエ社長でした。私は、本当の親父のように思っていました。行くと、私の顔を見たとたん、「お前、死ぬ気だな!俺は死なさん!お前の将来は県下一、いや、東北一、いや、それ以上の将来がある!そんなに遠くない、すぐそこにある!お前が掴もうとすれば、すぐそこにあるんだ!俺は死なさん!絶対に死なさんぞ!!」その夜遅く、私は家に戻って来ました。アパートの玄関に靴が数足?解雇した従業員の3人、私の帰りを待っていたのです。ある者は下を向いたまま。ある者は給料ナシでもいい!という。ある者はポケットから預金通帳とハンコを出す。3人共、俺達はまだつぶれてない!!社長とやりたい!まだまだ一緒にやりたい!以前のように、社長、でっかい夢を俺達に語ってくれ!でっかい夢を追いかけて、もう一度一緒にやりたい!!彼等は泣く、私も大泣きした。

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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